2008年8月31日日曜日

mF247のサービス休止について

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/28/20690.html

mF247の優先交渉権を1000万2000円でクエイクが落札した。

入札競争をリアルタイムで見ていたんだけど
1000万1000円まではひろゆき(2ch)が競り合っていた。
70万あたりからの値段の競り合いは結構面白かった。

役割を終えたということでサービス終了は寂しいが
ヤフオクで交渉権って言うのも丸山茂雄さんらしくていい。

mF247はインディーズアーティストのための楽曲を提供する場所であった。
Radioheadの、「購入者が値段を決められるアルバム(無料でもOK)」を
提供したのもこのサイトだった。
ちなみに247とは24時間7日間という意味である。

僕はインディーズ音楽が好きだし、ウェブのサービスということで
サービス開始当時からかなり注目していた。

ニコニコ動画
の人気からも、
「アーティストが表現する場所」
はいつの時代も求められているんだろう。
(大量削除の話は置いておこう)

音楽+ウェブという意味ではLast.fmと似ているが
表現の場所という意味ではmF247は大きく異なる。

ウェブサービスを提供する上で、「サービスの内容や質」と同時に
「誰に提供するのか」ということを考えるのは重要だと改めて思う。

音楽や映像がウェブで表現されるようになって、
そのうちゲームや書籍もウェブでもっと表現されるようになるだろう。
もちろんそれは「全てをウェブで」ってわけではないし、
インディーズや二次創作物だけの世界だけかもしれないが
少なくともゲームなんかはパッケージや流通のコストを考えると
ウェブで完結してしまった方が効率が良さそうではある。

飯野賢治さんと西健一さんがiPhone/iPod touch向けに
netonicaというゲームを販売するが
やはりiPhoneのすごい点の一つはSDKからi-Tunes storeまで、
「モノを作って、そして、ユーザーまで届ける」という仕組みが
全て揃っているということだろう。

すなわち「アーティストが表現する場所」には
「作品を生み出す現場」と「流通・プロモーションの仕組み」
かなり密接に関係しているし、そこには微妙なパワーバランスが存在する。

例えば任天堂はファミコンを販売していたときはカートリッジを通じて
各ゲーム製作会社から利益を上げていたし、
そのためカートリッジの販売価格は1万円前後した。
これは質の良いソフトを提供するという意味では効果があったのだろう。
(クソゲーもあったがそれは愛されるものでもあった。たぶん。)

一方、このことによってインディーズや二次創作の場として
カートリッジを利用することは難しくしてしまった側面もあろう。
それはきっと業界全体として新しい活力を失うことにもなってしまう。

ユーザーが集められなければビジネスとして成立しないように
クリエーターが集まらなければサービスとして存続できないのではないか、
そして、それらを如何にデザインしていくべきかを
考える必要があると思うのです。

2008年8月24日日曜日

遠方に去る


まあ、去るってほど大げさではないんだけど
10年来の友人が転職し大阪(その後アメリカ?)に行くことになった。
それで昨日はいつものように集まって、いつものように遊んだ。

なんだかついでに、10年間を思い返してみて
少し感慨深いものを感じた。

この10年間色んなことをやってきたけど、
きっと一人では出来なかったと思う。
いや間違いなく一人では出来なかった。

同じ道を歩きながら時間はどんどん過ぎていって
いまはそれぞれの道を進んで行ってるんだと思う。
だからこそ、戻る場所、帰る場所があるんだと思う。

戻ってきた場所が変わってないっていいことだよね。



10年前と同じで僕はまだ世の中が変えられると思っているし
そのためには自分が変わっていかなきゃと思ってる。
やりたいことをやるために自分が変わっていけばいいと思っている。

だから、頑張れという言葉は言わないことにしているけど
アメリカに行っても頑張ればいいと思うんだぜ。

2008年8月17日日曜日

釣りにいってきたよ



週末は釣りに行ってきました。
ルアーとか使って釣りをするのは初めてで新鮮でした。
僕は一匹も釣れなかったけど、楽しかったです。
4人で行って5時間位で10匹くらい釣れたのかな。

でもやっぱり釣りたかったよ。
今度リベンジしなきゃと思います。
   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | クマ──!!
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)

最近はMovableTypeをいじっているんだけど結構楽しい。
あとはオリンピックかな人権問題とか全く聞かなくなったけど
そういうのってどうかと思うな。

2008年8月11日月曜日

スカイ・クロラ見てきたよ



たぶん大人は見なくていいんじゃないかな。
でも僕は見てよかった。

雪風の戦闘シーンの方がよいとか、そういう意見も聞く。
主題歌とかはどうかとか、どうかと僕も思う。
でも僕に訴えるものがあった。

自分自身でもわかっているつもりだけど
僕は精神的に幼いところがあって
この時代の空気感とか味わっていて
キルドレと近いものを感じている。

押井守監督が、
らしくもなく「若者に伝えたいことがある」といって
手段を選ばないことをしていることが
またそうせざるを得ない状況を、
なんとなく想像してみた。
そして押し付けないでそして真実を伝えること。

改めて見てよかったと思う。

それでも……昨日と今日は違う
今日と明日もきっと違うだろう 
いつも通る道でも違うところを踏んで歩くことが出来る  
いつも通る道だからって景色は同じじゃない
それだけではいけないのか 
それだけのことだからいけないのか

2008年8月10日日曜日

Another world, Another planet


能を見てきた。
能(のう)は、鎌倉時代後期から室町時代初期に完成を見た、日本独自の舞台芸術の一種である「能楽」の一分野である。現在では日本における代表的な伝統芸能として遇され、歌舞伎に並んで国際的に高い知名度を誇る。

能を見るのは初めてで
不覚にもウトウトしてしまったことは
告白せねばなるまいが、
なんというか異世界だ。

曲目は源氏物語の「夕顔」だったが
源氏物語はさておき(公家さんはあまり性に合わない。。。)
虚実の境界や揺らぎを感じた。

能の多くは死者を主人公にしたのもが多いらしい。
僕はその虚ろな感覚はすごく気に入った。

体の重心を動かさない歩き、複雑に入り組んだ笛や鼓、
止まったような円を基にした舞の動き
そして顔に張り付きながら浮いているかのような能面
揺らぐ感覚を舞台全体で感じた。

虚ろな感覚を味わっているより
サマソニとか行ったほうが良いのかなぁ。

2008年8月5日火曜日

KORGDS10

昨日アマゾンで本を買うついでに以前から欲しかった
KORG DS-10を注文した。

ゲームボーイとかを使って8ビットの音楽をつくるCHIPTUNEには
前から興味が在って、nonaloopとかLSDjとかは
買おうか悩んだりしていたんだけど、なんだか二の足を踏んでいた。
(初代ゲームボーイがゲームボーイシリーズでは音が一番だって!すごい!)

それがDSでしかもKORGから出るとあっちゃ買うしかないでしょ。
昨年はこれまたKORGのKAOSSILATORというタッチパッドシンセを買って
これまた凄く良い感じで、適当に触ってもそれっぽいのが出来て結構遊べた。
(最近触ってなくてごめん)

少し前まではパンクとか好きで(今でも好きだけど)
バンドサウンドがメインだったけど、
最近は自分の中でエレクトロニカルなサウンドにシフトしてきてる。

電子機器がどんどん出来てきてるとか、PC環境の変化、年齢の変化とか
新鮮味があるからなんだろうかとか理由を考えたりしているんですが、
ニコニコ動画でKORG DS-10の動画を発見。

KORG DS-10の動画に処理して波形表示をしているんだろう。
少し前にもAR(拡張現実)についてはブログでも書いていたんだけど、
すなわち現実の世界に仮想空間のレイヤーを重ねることで、
より現実世界が拡張されてる。

こういかたちで様々なアイディアが出てくると、
僕自身のアイディアもかなり刺激されて、面白い。



P.S.
押井守特集がさっきNHKでやっていた。
本当に生まれ変わったかのように変わっていた。
ブログのファビコンも変えました。

2008年8月1日金曜日

キャンプ(夏)

先週末キャンプに行ってきました。
体調を崩してしまったのですが
キャンプ初体験はかなり楽しめました。

写真とればよかったなぁ。
なんか写真を撮るのって苦手なんです。
何か感動したとき、その瞬間に写真を撮るということが
不自然な気がするんです。
でも次からは撮ろうと思います。

キャンプ自体は10人以上でいって
テントをたてて、飯盒でご飯つくり。。。
って感じで自然を楽しみながら
いろんな道具を駆使して食事を作る。

自然環境が注目されてますが
人間と自然とのリラックスした緩やかな関係が
理想だなぁと思ったりしました。