2009年1月26日月曜日

一月(睦月)ももうすぐ終わり

一月ももうすぐ終わり。
時間が経つのがどんどん早くなっている気がして
ひょっとしてもう年なのか!?と思ったりしている次第です。

ある方がこれから知識社会が訪れる。
知識社会とは知識が重要視される時代ではなく
誰でも知識が簡単に手に入れられる時代になって
知識が陳腐化する時代になると言った。

また違う方が「ネットやってても、キミの世界観は広がらない」という。
ネットは便利なもので、それを使うことで
良いこともいっぱいあるけど、そうじゃない側面も捉えなくてはいけない。

あるブログでこんなことが紹介されていました。

某社社長とその片腕の方の違いについて話が及びました。そこでお二人の違いとして出たのが、「カジノでルーレットをやっています。9回連続で赤が出ました。次に出るのは赤でしょうか?黒でしょうか?」という質問に対する回答です。

片腕の方は、「9回連続で赤が出る確率はXX%。。。だから、次は黒!」という回答だったそうです。そして、何よりも面白かったのが、某社長の答えで、

「そんなの赤に決まっている。その台は壊れてるんだ」


知識ではなくて判断をする力を持てるか
ということを改めて考えなくてはいけない。

背景がない、前例がない、そんな局面に際したときに
果たして自分は判断を下せるか。
そんなことをふと考えました。

2009年1月19日月曜日

新しい記事を書くということ

新しい記事を書くときに、たまに惜しいと思うときがある。
先週の記事が廃れてしまう気がする。

新しい記事を書くまでは、先週の記事が最新記事だけども
新しい記事を書いたら、先週の記事は過去記事になってしまう。

だから少し惜しい気もしたりもするんだと思う。
だけど新しい記事を書かないとブログの意味も無くなってしまう。

ん?これって結構いろんなことに言えるんじゃないかな。
過去の素晴らしい思い出に縛られて
新しいことに挑戦できなくなっている人もいるんじゃないかと。


経営学でいうところではイノベーションのジレンマ
能楽で言うところの守破離

インターネットで記事を読んだり、本を読んだりしていても
自分の好きなものばかり読むと、自然と自分の思い込みが強化されていく。
それが実は間違っているってこともあるのに。

たまにいるんだけど、
「テレビで流されている情報は嘘ばっかりですよ。」
「だってインターネットで見ましたもん。」
とか言う人。

結局は「嘘を嘘と見抜けないと難しい」に終始する。
意識的に異質なものを見ていかないと思ったりした。

ところで既に分かっている人も多いと思うけど
ブログというものはそれぞれの投稿に
パーマリンク(固定のリンク)が生成されます。

このブログで言うところのそれぞれの投稿の下にある
「この投稿へのリンク」ってやつです。

このリンクは意識的に投稿を消さない限りずっと残っていて
検索エンジンからそれぞれの記事に飛んできたりします。

ユーザーは常にトップページから来るとは限らないので
過去の記事が廃れるってことは無かったりもします。


(memo)
暴走する国家 恐慌化する世界を読んだ。

2009年1月13日火曜日

スタジオ

週末に久しぶりにスタジオに入った。1時間だけだけど。
すごい下手になってたけど大きな音で鳴らすのは気持ちがいい。

スタジオ
はラテン語のstudium(勤勉)の変化形に由来し
本来は芸術家のアトリエのことらしい。

周知の通り最近はCDが売れなくなて来ていて
オリコンなんかは何万枚売れたとか言わなくなってきている。

宇多田ヒカルが700万枚売れたのは過去のことなのかも知れない。
お隣の韓国なんかでもCDの売れ行きがもうほとんどないとの噂も聞く。

そんな中、Appleは全楽曲DRMフリー化を行ったりしている。

Radioheadが『In Rainbows』を購入者が自由に価格を決められる
(0円でも良い)方法で楽曲を提供したわけだが、
結果はどうやらほとんどの人が無料でダウンロードしたらしい。
ただしアーティストの利益は以前の方法より増えたとの話もある。

Nine Inch Nails,Oasis,Jamiroquai,Madonnaも
レコード業界を離れつつある事実もある。

確かな情報は無い訳だし、この結果で全てを結論づけるのは
尚早だけど、従来から言われているように
業界の在り方が変わらなければならないのだと思う。

権利団体の話はこの際、置いておいたとしても
レーベルはヒットアーティストの利益を基に
新人アーティストの発掘やプロモーションを行っていた訳だけど
このモデルがもはや崩れつつある。

新人アーティストに取っては苦境のように見えるが
インターネットではコストゼロで楽曲を提供する方法が増えてきている。
そうすると多くのアーティストの作品が溢れるようになる。

消費者は何を基準に選べばいいんだろう。
もうみんなに共通するランキングは存在しない。
そしてゲームにしろマンガや本にしろ、
選択肢が増えすぎて行き詰まっている感を受ける。

こんなにいっぱいコンテンツがあったら
時間がいくらあってもたらないよ、と。
余暇の時間を楽しく過ごす為のモノが逆に
時間の全てを食らい尽くすようだ。

レコメンデーション、検索エンジン、SNS、動画共有サイト‥
解決策は既に色々考えだされている訳だけど、
僕らの考え方も変わらなきゃいけないのかも知れない。
これにはもう少し時間がかかりそうだ。

2009年1月5日月曜日

新しい一年に向けて

子供の頃、学校で書き初めをやったりした。
年初の目標なんて書いたりした。

新しい一年に向けて目標立てたりなんて思ったり。
けど、立てた目標が次第にノルマのようになって
過去の自分が未来の自分を束縛するようで
なかなか及び腰になってもしまう。
そして、「早寝早起」とか当たり障りの無い内容
または「一日三膳」なんてふざけたりした記憶がある。

バクザン先生が流行っていて「バクザン」って書いたりもしたな。
今なら武田双雲先生なのかな。

前にも少し書いたけど今年は次のことの注目していきたい。

-Concept
コンセプト。どういう概念を見ているのか。
-Content
コンテンツ。どういう内容が存在しているか。
-Connection(communication)
コネクション。どういう伝達が行われているのか。

年末はサブプライム不況、年始は2ch売却と
既に金融やウェブで様々なニュースがあり
暫くは予断の許さない状況が続くとは思いますが
覚悟を決めて今までやってきたように、
今後も続けていきたいと思います。

(Memo)
書籍ーSubject To Change はなかなかだった。
テレビーNHKの吉本隆明特集はすごく刺激を受けた。面白かった。