2011年6月30日木曜日

退職のご連絡

6月30日をもちまして退職しました。多くの方に大変お世話になりありがとうございました。退職後の進路につきましては個人事業主として新サービスの開発をしています。取り急ぎご挨拶まで。皆さん今後ともよろしくお願い致します。

2011年6月25日土曜日

原宿ウェブ研究所 第四回

原宿ウェブ研究所の第四回の講義。
http://www.hwl.jp/

第四回の講義もいつも通りコードレビューから。毎回二人づつを中心レビューを行ってきていて、今回は僕のターンだった。特に思ったことはレビューの際に説明しなくてはならないとを意識することはコードの質の向上につながるということ。僕は説明が冗長だったり、話が飛んだりしやすい。だから説明する時は順序立てて話すことを(これでも)意識している。これをコード中も同様のことで、必要な手順を順序立てることで処理が効率化される。

また今回は第一回にも書いたようにcoworkerとしての取り組みの一環でウェブマーケティングについて説明させてもらった。次回以降、他の人の説明を聞くのも楽しみだが、損得勘定なしに異業界のひとからフィードバックを貰う機会は貴重。SEOやSEMよりFacebook Adsの反響が凄かったのが印象的だった。

講義内容は問題の切り分け方法とバージョン管理について。サーバー監視の方法なども参考になった。そして次回以降は独自の企画の制作に入る。

2011年6月19日日曜日

インサイドジョブを見てきた

















映画インサイドジョブを観てきた。内容はWikipediaより。

2010年のドキュメンタリー映画である。第83回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。リーマン・ショックを始めとする世界金融危機の実態を、専門家や政治家へのインタビューなどを交えて暴いていゆく。

ドキュメンタリー+インタビュー+金融という固い内容だけれども個人的には面白かった。登場人物は金融界のオールスター。著名元投資家ジョージ・ソロス氏、IMFのドミニク・ストロス・カーン専務理事、シンガポールのリー・シェンロン首相、フランスのクリスティーヌ・ラガルド蔵相、コロンビア大学ビジネス・スクールグレン・ハバード学長、ハーバード大学のマーティン・フェルドスタイン教授、ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授、FRBの元議長であるポール・ボルカー氏、ニューヨーク州の元知事であるエリオット・スピッツァー氏など。

映像では元米財務長官のペンリー・ポールソン氏、現米財務長官のティモシー・ガイトナー氏、元FRB議長のアラン・グリーンスパン氏、現FRB議長のベン・バーナンキ氏、元リーマン・ブラザーズCEO(最高経営責任者)のリチャード・ファルド氏、中国銀行業監督管理委員会 主席顧問アンドリュー・シェン氏などらが登場。あとナレーターはマッドデイモンなんだね。


一覧はこちらを参照 http://www.imdb.com/title/tt1645089/fullcredits#cast

内容は映画に譲るとして、ふと思ったこと。ジョージ・ソロス氏は著書「ソロスは警告する」でも書かれているように、自身の哲学である「再帰性」の問題といわゆるユダヤ・キリスト教的な終末論という「直線的な歴史観」とは相容れないものなのでは無いのかということ。

以下、ちょっと難しいけどwikipedia−ジョージ・ソロス−の再帰性の項目。

再帰性の定義として、人間が世界を知識として理解しようする機能を「認知機能」と呼ぶ。また、人間が世界に影響を与えようとし、改造しようとする機 能を「操作機能」と呼ぶ。認知機能においては、世界の現実的な姿が独立変数、観察者の世界理解が従属変数となる。ここで、世界worldの現実的な姿を 「W」、観察者の世界理解understandingを「U」、認知機能(認知cognitionの機能function)を「FC」とする と、"FC(W)→U"と記述できる。一方、操作機能においてはこの関係が逆転して、観察者の世界理解が独立変数、世界の現実的な姿が従属変数となる。操 作機能(操作manipulationの機能function)を「FM」とすると、"FM(U)→W"と記述できる。つまり、UがWを、WをUが規定し あう関係となっており、この双方向的な状況においては確たる結果を生み出すことは不可能となる。
この双方向的な干渉を、ソロスは「再帰性(reflexivity)」と名付けた。


ということを考えるとジョージ・ソロス氏はいわゆるユダヤという視点では異端なのではないいだろうか。こういった端々のことを考えても面白い。あと音楽も意外とかっこ良かった。

原宿ウェブ研究所 第三回

原宿ウェブ研究所の第三回の講義。
http://www.hwl.jp/

第二回の宿題がCakePHPを用いて掲示板を作るというものでハードル結構高めと思ったけど何とかなってよかった。コードレビューをすると個性が出てて面白い。

少年サンデーでKING GOLFというマンガが連載しているのだけれども、いま主人公がキャディーをして修行をするというシーン。キャディをすることで3〜4人のプレーを見て自分ならどうするかを考える。それもそれぞれの力量に置き換える。そうすることで3〜4倍の経験が手に入るという内容。それと近い。コードレビューもそれと同じだと思った。

第三回の講義はDBの設計について。いままでは限りなくシンプルな設計が良いと思っていたが、運用や管理の面においては分けておいたほうが良いケースなどの説明が非常に良かったと思う。

2011年6月6日月曜日

多面体としての現実












事実は多面的。一方からの見方と、別の方向からの見方では、全く異なった象が現れる。そしてその事実に反応して新しい事実が作られる。事実同士の関係性は筋道が通っているかのように見えるが、見方を変えると支離滅裂だったりする。

多面的なのは事実だけではない。行為、目標、価値観、感情、言葉、全てが多面的だ。だから何かに矛盾を感じたり、行き詰まりを感じたら、少し離れて見てみるとそこには新しい関係性が見つけられる。ただ一筋の流れの中ではそれを上手く表現することができない。だから多くの情報は欠如する。そして欠如するからコミュニケーションが生まれるのだ。

原宿ウェブ研究所 第二回

原宿ウェブ研究所の第二回。はじめに前回の宿題のコードレビュー。申込フォームをPHPで作るというものだったが、参加者それぞれの個性が出る。これはやってみないと分からない面白さだった。コードレビューに意義について議論がされてたりする。(例えばhttp://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=09/06/25/0029256
実感としては学習の側面では効果がある。ひいてはプロダクトの質も上がるのではと感じた。

第二回の講義の内容はMVCフレームワークを使う。CakePHPのセットアップから〜前回PHPで作ったものをフレームワークでの作り直し。そして最後に簡易掲示板システムの作成の課題。感想としては手を動かさないと理解できない。課題をやることで理解を深めようとおもった。