2007年12月24日月曜日

【レコメンド】一覧 ■ゲーム

Mother
糸井重里氏が手がけRPGたゲーム。名作RPGであるドラクエとFFはそれぞれが「生」の物語と「死」の物語だといえる。ただしその両方共は「父(男性的)」なゲームになっている。それに対する「母」なるゲームがこのMotherだと言える。

顔を見ることはないけれど、いつも電話でガンバレよと言ってくれるお父さん。
息子が死ぬかも知れない大冒険に出ていてもいつも同じように迎えてくれるお母さん。
切ないけど優しいゲーム。
バリューセレクション MOTHER 1+2

フロントミッション
戦争SRPGゲーム。太平洋に浮かぶハフマン島、その中で繰り広げられるドラマ。終りない戦いの歴史と失われる命と増える憎しみ。大きな流れの中では一人の人間ができることは、芥子粒程でしか無いかも知れないが、目の前で起こっている戦いから逃げることはできない。

プレーヤーはヴァンツァーと呼ばれる機械に乗り込んで戦うわけだが、それらがかっこいい。後半になるにつれてヴァンツァーが強化されていくのも楽しい。
フロントミッション ザ・ファースト

ファイナルファンタジータクティクス
正統派タクティクスの世界観。正しいと思うことは正しい方法では為されない。時には迷うこともあり、その迷いによって失われる命。それでもボクはらは選択しなくてはならない。
 ジョブチェンジやレベルアップやパーティー構成など色々やり込める要素がてんこ盛り。
ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争

ロマンシング・サガ2
ロマサガシリーズはどれも素晴らしいが二作目が一番良い。なぜならシリーズのテーマである人によって時代を紡ぐということが明確に現れている作品だからだ。人は次の時代に何かを残していくことで大きな壁も乗り越えられるというメッセージがこのゲームシステムにはある。またゲームシステムとしての「ひらめき」も素晴らしいアイディアだった。
ロマンシング サ・ガ2

エネミーゼロ
敵は見えない。この恐怖と対面したときに人間に真価が問われる。飯野賢治氏の作品はどれもオリジナリティに溢れている。「Dの食卓」、「風のリグレット」もとても素晴らしい作品であるが敢えて1つを取り上げるとするなら「エネミーゼロ」を押したい。見えない敵を知る方法は「音」。敵が近づくにつれ「音」感覚が狭くなる。ピン・ピン・ピンピンピン・ピピピ。その音が心臓の鼓動と共鳴し恐怖感を倍増させる。
Great Series エネミー・ゼロ

ストリートファイター
アーケードの幕開けともいえる素晴らしき時代の素晴らしきゲーム。当時、カプコンとSNKが2D格闘ゲームを二分していたが、ゲームバランスの調整などを考えるとカプコンに軍配が上がる。ちなみに初代スト2では日本から二人(リュウ、E・本田)が出ているのは、各国のキャラクターがあまりにも極端なため(インドーダルシム、ブラジルーブランカ)、E・本田が追加されたから。
ストリートファイターZERO3↑↑ カプコレ

ファイナルファイト
街を守るといいながらただ暴れたい。多分プレーヤーも街を守る為にゲームをしてたんではなく、敵キャラをぶっ飛ばす為にゲームをしていた。千本パンチなどを極めれば強敵も倒せる仕様や、ヘッドバットの攻撃力など、細かい点まで良く作られていた。
ファイナルファイト

信長の野望
戦略、コレクター魂、色んなものが刺激される。歴史の教科書よりも歴史に興味を持たせてくれるのはゲームだったりする。史実とはかけ離れているかもしれないが、各キャラクターの魅力的な要素や、歴史のドリームチームを作れる爽快感は良かった。
信長の野望 【革新】

ゼロヨンチャンプ
ゼロヨンとはたった400メートルのスタートダッシュを競う競技。勝負はシフトチェンジとマシンスペックな訳だが、車体やパーツを購入するためにはバイトはしなくてはならない。それぞれのバイトはミニゲームになっていてミニゲーム満載。無理矢理RPGの要素を入れ込んでいるため、現実的に考えるととんでもないバイトも存在する。
ゼロヨンチャンプRR-Z

メタルギア
小島秀夫氏の名作。ゲームシステムはもちろんのことだが、反戦を伝えるには戦争をもってしか伝えることはできないという強いメッセージが素晴らしい。また一義的なヒーロー像にとらわれること無くキャラクターの幅広い魅力を表現している。シリーズ毎に新しい挑戦をしている点も素晴らしい。
メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド コレクション

グーニーズ
素晴らしい音楽。ファミコン時代を象徴するゲームであると同時に映画とは別の世界観を作り出している。実は全クリはしていなかったりするんだけど。
グーニーズ

ネクロマンサー
子供のころ怖かった。ドラゴンクエストに慣れた子どもにあのグラフィックは衝撃的だった。
邪聖剣ネクロマンサー 【PCエンジン】

俺の屍を越えてゆけ
短い人生でも人生を紡ぐということ。そういう意味ではロマサガと近いのかもしれない。こちらは皇帝では無く、神さまだけど。ストーリーとしては人間ってどろどろしているし、妖怪より妖怪っぽいってことを分からせてくれる。
俺の屍を越えてゆけ PS one Books

バーチャファイター
格闘ゲームの革命。2Dだったゲーム業界に3Dを与えただけでなく、操作性もそれに最適化したところが素晴らしい。しかもどのキャラクターでもそこそこ戦える素晴らしいゲームバランス。新しいゲームは直ぐに模倣されるかもしれないけれども、新しいゲームが出たときの感動はその時にしか生まれない。
バーチャファイター5

大神
犬の神様が主人公のゲームすごく気持ちのいいゲーム。筆を使った操作性も楽しかった。各ストーリーの繋がりやゲームボリュームの調整等は余地があったかもしれないが、それはそれで良いのかもしれない。子供から大人まで楽しめるゲームだと思う。
大神 PlayStation 2 the Best

ワンダと巨像
上田文人氏の圧倒的な 世界観。それが凄い好き。広い世界でただただ巨像を倒すだけなのだが、巨像の痛みや罪悪感を感じさせる。ただし主人公にそれを逃れる選択肢はない。こうした世界観をほとんどセリフ無しで伝える表現力や、そのためのゲームシステムなどを考えても歴史的名作だと言わざるをえない。
ワンダと巨像 PlayStation 2 the Best

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