2007年12月24日月曜日

【レコメンド】一覧 ■映画・アニメ

・SLC Punk!
映画のコピーから
ノー・フューチャーを気取りながら、結局、ずーッと生き続けるハメになったクソガキ共に捧ぐ!
なに不自由無い暮らしの中で僕も主人公もパンクに目覚めた。閉塞感の中で見つけたものがたまたまパンクだった。パンクとはアティテュードであり目覚めるものなんだ。そして僕らの社会生活の中で自暴自棄になりかけながらも、何とかいままでやって来れた。その気持ちは今でも持ち続けているけれど、次は反抗ではなく変えていかなくてはいけない。そんな映画。
SLC PUNK!!!

・ラスベガスをやっつけろ
ラスベガスでのハチャメチャドラッグムービー。ジョニー・デップとベネチオ・デル・トロ。監督は未来世紀ブラジルや12モンキーズのテリー・ギリアム。演技も世界観も良い。
ラスベガスをやっつけろ

・25時
残された時間は25時間。エドワード・ノートン主演。この映画の撮影中に9・11テロがおこった。映画のシーンの中でワールドトレードセンタービルの跡地が映る。
それをどう使うのか、後悔の念を抱きつつも出来ることを考えさせられる映画。
25時【廉価2500円版】

・タクシードライバー
この気持ちをどこに向けたらいいのだろう。ロバート・デ・ニーロ主演。社会に行き場の無い男が社会を変えようと思い、挫折し変わっていく。 狂気の男がヒーローになるのが今の社会なんだろうか。
タクシードライバー スペシャル・エディション(2枚組)

・ファイトクラブ
これも世の中を変えようとする映画。エドワード・ノートン、ブラッド・ピット主演。監督はセブンで有名なデヴィット・フィンチャー。良くも悪くも僕らは血に飢えている。
ファイト・クラブ

・マトリックス
 キアヌ・リーブス主演。ウォシャウスキー兄弟監督。この世に生まれ落ちた人間はネオであり、世界を救う運命を持っている。そういった意味で未来の示唆に富んでいる。自分を信じなおす機会を与えてくる。
マトリックス
マトリックス リローデッド
マトリックス レボリューションズ

・21グラム
ショーン・ペン、ベネチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツが織りなすドラマ。人は死ぬ時21グラムだけ軽くなると言う。21グラムの重さとはなんだろう。人生の重さはなんだろう。僕らは21グラムの重さを受け止めることができるのだろうか。
21グラム

・地獄の黙示録
チャーリー・シーン主演。素晴らしい戦闘シーンに素晴らしい音楽。戦争映画の最高傑作。正義なんて無いということは戦争を通じて理解できるのかもしれない。
地獄の黙示録 特別完全版

・レオン
ジャン・レノとナタリー・ポートマンの織りなす殺し屋と家で少女の織りなすドラマ。ただ息をしていることが生きるということではない。生きるということを実感できる映画。
レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション

・グーニーズ
シンディー・ローパーのテーマソングが印象で敵な少年時代の冒険の物語。こともが見ればそれは大冒険。僕らの大人が見れば思い出すあの頃の感動と友情の物語。
グーニーズ

・スタンドバイミー
少年時代の冒険が僕らを成長させる。小さい頃の冒険は精神的には大冒険となり、それは決して大人になってからは体験できない。だから子供は急成長していくのかもしれない。
スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション

・ミリオンダラーベイビー
クリント・イーストウッド監督。戦いの日々の中、戦うことができなくなったら僕はなにを残すことが出来るのだろう。
ミリオンダラー・ベイビー

・永遠のモータウン
素晴らしい音楽には、その音楽には魂がある。黒人たちの音楽の中には悲しみを中心としていながらも楽しもうという精神がある。
永遠のモータウン

・エイリアン
どの作品もそれぞれの監督の個性が出ていて面白い。エイリアンを知的な生き物と捉えるのかただの昆虫の化け物と捉えるのか。知的な生き物だと捉えたときエイリアンと倒すということに新たな意味が生まれると思う。
エイリアン
エイリアン2 完全版
エイリアン3
エイリアン4

・レナードの朝
ロバート・デニーロ主演。病に犯されながらも戦いきった男同士の友情の物語。きっと朝がくるんだと思う。
レナードの朝

・ガタカ
イーサン・ホーク主演。生まれながらにして全てが決まるなんてことは無い。SF映画にして人間の力を信じた挑戦の映画。
ガタカ

・もののけ姫
スタジオ・ジブリ作品。テーマは生きるということ。神を殺しながらも生きながらえる我々はその業を担いてそれぞれが生きるという決意をする。それぞれが生きていくことが共に生きていくということなのかも知れない。
もののけ姫

・羊たちの沈黙
アンソニー・ホプキンス主演。狂気でもそれはこの社会が狂気を生んでいる。ハンニバル・レクターは知的なグルとしての存在。その狂気は知的社会の象徴でもあるのではないだろうか。
羊たちの沈黙 (特別編)

・π
狂気に支配された社会。白黒の映像が脳裏に突き刺さるように刺激される。論理だけで社会は読み解けない。論理だけの社会は狂気の社会となる。
π(パイ)

・レクイエムフォードリーム
僕らはある意味で何かしらのドラッグを求めている。そういった救いようの無いということが救いになる人もいる。
レクイエム・フォー・ドリーム デラックス版

・K-PAX
ケヴィン・スペーシー主演。この映画が示唆していることがわかるだろうか。この映画は僕に非常に多くの示唆を与えてくれた。
K-PAX 光の旅人

・ウォール街
チャーリー・シーンとマイケル・ダグラスが織りなすウォール街のドラマ。金融で生きるということは魂や家族まで金に換えなくてはいけないのだろうか。
ウォール街(特別編)

・フリクリ
いいアニメ。アニメーションの表現の枠組みの中で最大限に面白い表現をしようとしているではないだろうか。表現、世界観すごくいい。
フリクリ DVD-BOX

・攻殻機動隊
最高傑作。デジタル社会の中で全ての情報がコピーされるとしたら自我というものは何処に宿るのだろうか。突き止める為には飛び込むことしか無い。
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
GHOST IN THE SHELL 2 INNOCENCE INTERNATIONAL VER.

・機動戦士ガンダム
凄く人間臭くて、凄く正直なつくりをしているアニメーション。そういった意味ではいつ見ても名作となる。
機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス
機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-
機動戦士ZガンダムII -恋人たち-
機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (Blu-ray)

・AKIRA
凄い世界感だし、凄い映像描写。金田と鉄雄の対立は大人になれない子供たちのケンカだ。未だに大人になったという実感はわかないし、多分死ぬまでわかないんだろうと思う。
AKIRA DTS sound edition

【レコメンド】一覧 ■ゲーム

Mother
糸井重里氏が手がけRPGたゲーム。名作RPGであるドラクエとFFはそれぞれが「生」の物語と「死」の物語だといえる。ただしその両方共は「父(男性的)」なゲームになっている。それに対する「母」なるゲームがこのMotherだと言える。

顔を見ることはないけれど、いつも電話でガンバレよと言ってくれるお父さん。
息子が死ぬかも知れない大冒険に出ていてもいつも同じように迎えてくれるお母さん。
切ないけど優しいゲーム。
バリューセレクション MOTHER 1+2

フロントミッション
戦争SRPGゲーム。太平洋に浮かぶハフマン島、その中で繰り広げられるドラマ。終りない戦いの歴史と失われる命と増える憎しみ。大きな流れの中では一人の人間ができることは、芥子粒程でしか無いかも知れないが、目の前で起こっている戦いから逃げることはできない。

プレーヤーはヴァンツァーと呼ばれる機械に乗り込んで戦うわけだが、それらがかっこいい。後半になるにつれてヴァンツァーが強化されていくのも楽しい。
フロントミッション ザ・ファースト

ファイナルファンタジータクティクス
正統派タクティクスの世界観。正しいと思うことは正しい方法では為されない。時には迷うこともあり、その迷いによって失われる命。それでもボクはらは選択しなくてはならない。
 ジョブチェンジやレベルアップやパーティー構成など色々やり込める要素がてんこ盛り。
ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争

ロマンシング・サガ2
ロマサガシリーズはどれも素晴らしいが二作目が一番良い。なぜならシリーズのテーマである人によって時代を紡ぐということが明確に現れている作品だからだ。人は次の時代に何かを残していくことで大きな壁も乗り越えられるというメッセージがこのゲームシステムにはある。またゲームシステムとしての「ひらめき」も素晴らしいアイディアだった。
ロマンシング サ・ガ2

エネミーゼロ
敵は見えない。この恐怖と対面したときに人間に真価が問われる。飯野賢治氏の作品はどれもオリジナリティに溢れている。「Dの食卓」、「風のリグレット」もとても素晴らしい作品であるが敢えて1つを取り上げるとするなら「エネミーゼロ」を押したい。見えない敵を知る方法は「音」。敵が近づくにつれ「音」感覚が狭くなる。ピン・ピン・ピンピンピン・ピピピ。その音が心臓の鼓動と共鳴し恐怖感を倍増させる。
Great Series エネミー・ゼロ

ストリートファイター
アーケードの幕開けともいえる素晴らしき時代の素晴らしきゲーム。当時、カプコンとSNKが2D格闘ゲームを二分していたが、ゲームバランスの調整などを考えるとカプコンに軍配が上がる。ちなみに初代スト2では日本から二人(リュウ、E・本田)が出ているのは、各国のキャラクターがあまりにも極端なため(インドーダルシム、ブラジルーブランカ)、E・本田が追加されたから。
ストリートファイターZERO3↑↑ カプコレ

ファイナルファイト
街を守るといいながらただ暴れたい。多分プレーヤーも街を守る為にゲームをしてたんではなく、敵キャラをぶっ飛ばす為にゲームをしていた。千本パンチなどを極めれば強敵も倒せる仕様や、ヘッドバットの攻撃力など、細かい点まで良く作られていた。
ファイナルファイト

信長の野望
戦略、コレクター魂、色んなものが刺激される。歴史の教科書よりも歴史に興味を持たせてくれるのはゲームだったりする。史実とはかけ離れているかもしれないが、各キャラクターの魅力的な要素や、歴史のドリームチームを作れる爽快感は良かった。
信長の野望 【革新】

ゼロヨンチャンプ
ゼロヨンとはたった400メートルのスタートダッシュを競う競技。勝負はシフトチェンジとマシンスペックな訳だが、車体やパーツを購入するためにはバイトはしなくてはならない。それぞれのバイトはミニゲームになっていてミニゲーム満載。無理矢理RPGの要素を入れ込んでいるため、現実的に考えるととんでもないバイトも存在する。
ゼロヨンチャンプRR-Z

メタルギア
小島秀夫氏の名作。ゲームシステムはもちろんのことだが、反戦を伝えるには戦争をもってしか伝えることはできないという強いメッセージが素晴らしい。また一義的なヒーロー像にとらわれること無くキャラクターの幅広い魅力を表現している。シリーズ毎に新しい挑戦をしている点も素晴らしい。
メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド コレクション

グーニーズ
素晴らしい音楽。ファミコン時代を象徴するゲームであると同時に映画とは別の世界観を作り出している。実は全クリはしていなかったりするんだけど。
グーニーズ

ネクロマンサー
子供のころ怖かった。ドラゴンクエストに慣れた子どもにあのグラフィックは衝撃的だった。
邪聖剣ネクロマンサー 【PCエンジン】

俺の屍を越えてゆけ
短い人生でも人生を紡ぐということ。そういう意味ではロマサガと近いのかもしれない。こちらは皇帝では無く、神さまだけど。ストーリーとしては人間ってどろどろしているし、妖怪より妖怪っぽいってことを分からせてくれる。
俺の屍を越えてゆけ PS one Books

バーチャファイター
格闘ゲームの革命。2Dだったゲーム業界に3Dを与えただけでなく、操作性もそれに最適化したところが素晴らしい。しかもどのキャラクターでもそこそこ戦える素晴らしいゲームバランス。新しいゲームは直ぐに模倣されるかもしれないけれども、新しいゲームが出たときの感動はその時にしか生まれない。
バーチャファイター5

大神
犬の神様が主人公のゲームすごく気持ちのいいゲーム。筆を使った操作性も楽しかった。各ストーリーの繋がりやゲームボリュームの調整等は余地があったかもしれないが、それはそれで良いのかもしれない。子供から大人まで楽しめるゲームだと思う。
大神 PlayStation 2 the Best

ワンダと巨像
上田文人氏の圧倒的な 世界観。それが凄い好き。広い世界でただただ巨像を倒すだけなのだが、巨像の痛みや罪悪感を感じさせる。ただし主人公にそれを逃れる選択肢はない。こうした世界観をほとんどセリフ無しで伝える表現力や、そのためのゲームシステムなどを考えても歴史的名作だと言わざるをえない。
ワンダと巨像 PlayStation 2 the Best