2013年11月2日からシリコンバレーに行ってきました。視察目的での訪問です。さまざまな人に大変お世話になりました。まずは思うところを、そのまま書いてみたいと思います。
ぶっちゃけいうとシリコンバレーはIT企業以外、何もありません。故に若い人はサンフランシスコに住みたがっているとか話を聞きましたが、まあそんなことはどうでもよく。僕が痛感したことは何もない地域が、これだけの企業の集合体を生み出し、そこから世界に影響を与えるプロダクトが生産されていることです。
僕はこれまで日本人がシリコンバレーに行って起業することの意味があまりわかりませんでした。なぜなら、海外で受ける日本人が作ったモノは日本的であるものが多く、海外で展開するのにはそこが鍵だと思っていたからです。つまり海外に行くことによってそのメリットを消してしまうのではないかと。今回の訪問でその考えはある意味正しく、ある意味間違っていたことに気づきました。
シリコンバレーにある企業は、その中に独自の国家を作ろうとしているのです。つまり、日本対アメリカではなく、ローカル対グローバルという視点を持ちました。テクノロジーを使って世界的や普遍的な問題にアプローチするための場所がシリコンバレーなのだと思いました。実際に多くの住人は世界中から集って来ていて、インドを含むアジア人を見かける事が多いです。
もう一つ思ったことは、これはシリコンバレーに限ったことではないのですが、ひとや土地には波長があるということです。シリコンバレーにはシリコンバレーの波長が、インドにはインドの波長があって、その波長に合う人が呼ばれていく気がしました。
お世話になった方、どうもありがとうございます。
1 コメント:
Welcome to my hometown.
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