2008年4月27日日曜日

中島秀樹さんトークショーと岩渕貞哉さんトークショー

<今日からちゃんと人に伝える記事を書きたいと考えています>


中島秀樹さんトークショーと
岩渕貞哉さんトークショーにいってきた。
N氏夫妻にはいつもお誘いいただいて感謝している。


『中島英樹 文字とデザイン TYPO-GRAPHICS』
(誠文堂新光社)刊行記念
中島英樹トークショー
ゲスト:MARVIN 山本ヒロキ
インタビュアー:宇都宮浩(『TYPO-GRAPHICS』担当編集者)

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200804/
typographicsmarvin_2008427.html


美術雑誌編集者の仕事
ゲスト:岩渕貞哉(『BT/美術手帖』副編集長)
聞き手:福住廉(美術評論家)
http://mot8.exblog.jp/#0427


インターネットでリバタリアンの視点から
クリエイトしようとしてる僕の立場からすれば
少し立場が違うが毎度のことながら刺激を受けた。


中島さんの話について気になった点をまとめておきます。
 
若い頃について
ピータ・サヴィルに影響を受け、ロンドンに行く
その頃は完成系を見えているが、
それを実現する力が無いだけと思い
「俺、すげぇ〜」と思っていた。
その反面、実はアカデミックな教育を受けなかったことに
強烈なコンプレックスが在ったとのこと。

僕は全然同じ立場じゃないし、
偉そうなこと言えないけどすごいよくわかる。

中村一義のジャケ写について
デビューアルバムやその後のアルバムを手がけたが
その写真の対象は中村氏のフィールドで撮影。

その写真はすごくシンプルだったけど
精神的なものが映り込んでいるようで素敵だった。

フォントについて
フォントにはすごく神聖な部分が在る。
そこを最低限考えなければならない。

当たり前のことを考えるには
すごく繊細な心使いが必要。
そこに神聖な部分が在るのだと感じた。

岩渕さんの話については
内輪的なものが多かったので
明記は避けます。

ただ、雑誌がどのように作られていくか
また、現在アートがどのような状況にあるか
非常に興味深い内容盛りだくさんだった。



このようなイベントに行くくらいだから
勉強不足なんだけどデザインやアートは好きだ。
そしてウェブやゲームの世界も好きだ。

だからアートについて触れると
それってウェブだったらこう出来るよ!
って言いたくなるけど、
それってズレてることも多いのでは。

そもそもウェブはチープなものが
幅広く適用されることで
価値が生まれていることが多い。

逆にアートは無価値なものが
ひとりひとりに深く刺さることで
価値が生まれている気がする。

こうした視点にたって見ると
人とメディアとどう対峙するか
が見えてくるのではないだろうか。

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