2008年7月6日日曜日

電子書籍

ソニーと松下電子は書籍撤退するらしい。
しかしアマゾンのKindleはなかなか良いと思う。

Kindleは日本未発売なので
触れることはないと思っていたんだけど
日本に来た外国人に見せてもらう機会があった。

すごく画面がクリア。
普通のモニターとは違って、
紙と言っても過言ではないくらい。

デザインは個人的にはあまりいいとは思えないけど、
この薄さや軽さを考慮すると合格点なんじゃないかな。

NINTENDO DSのソフトで書籍が入ったタイトルも出ていて
こっちは持っているんだけど、実際にはあまり使っていない。
結局のところ、電子書籍は書籍の代替品では無いと僕は思います。
紙のめくる感覚や、書籍としての存在感が好きな人も多いし。。。

電子書籍は、容量が大きくて軽いことが
一番のメリットにのように思える。
しかしながら、結局それは電子辞書でいい。

Kindleのすごいところはインターネットに繋がること。
Podcastingを想像してもらえれば分かりやすいと思うんだけど
朝起きて、ニュースがKindleに配信される。
kindleを持って出れば、新聞に記載されているのと
同様のニュースを見ることが出来て、かつクリッピングや検索できる。

これが新しい価値なんだと思う。
ハードウェアとソフトウェアの融合がiPodで盛んに言われていたけど
ハードウェアとネット配信の融合がKindleでは行われている。

こないだPS3を買って、無線LANで簡単にネットにつなぐことが出来た。
無線LANによって家電は簡単にウェブ空間での連動が可能になる。
ちょっと古いかもしれないけどWeb2.0では
プラットフォームとしてのウェブってことが言われていたけど
正にマルチデバイスによるウェブでの連携は
プラットフォームとしてのウェブを更に促進させる気がする。

ただし、海外ではKindleに対して
既存の有力なメディアも配信(有料も含む)をしているけど、
国内ではなかなか難しそう。
日経新聞が有料でもいいから配信されてkindleが発売になれば
すぐに手に入れたいんだけど。。。

だらだら書いてしまったけどいいたかったことは
家電とウェブ化には期待できるということ。
電子書籍は書籍の代わりにはならないけど、
新聞や雑誌の配信と連携すると新たな価値が生まれそうなこと。
言葉の先入観で物事を判断してはいけないこと。
わざわざニュースを毎日集めるのは手間だということ。
メタルギアソリッド4のオンライン対戦はかなり面白いこと。
そのせいで、朝が来てしまったこと。

0 コメント: