2011年6月6日月曜日

多面体としての現実












事実は多面的。一方からの見方と、別の方向からの見方では、全く異なった象が現れる。そしてその事実に反応して新しい事実が作られる。事実同士の関係性は筋道が通っているかのように見えるが、見方を変えると支離滅裂だったりする。

多面的なのは事実だけではない。行為、目標、価値観、感情、言葉、全てが多面的だ。だから何かに矛盾を感じたり、行き詰まりを感じたら、少し離れて見てみるとそこには新しい関係性が見つけられる。ただ一筋の流れの中ではそれを上手く表現することができない。だから多くの情報は欠如する。そして欠如するからコミュニケーションが生まれるのだ。

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