2010年4月5日月曜日
深夜のSガストにて
先日の出来事。終電ぎりぎりで地元の駅に戻る。そういえば夜ごはん食べていなかった。特に食べたいものもあるでも無し、なんとなく入りやすそうだったSガストに入る。夜遅いこともあってかお客さんは誰も居なかった。券売機で適当なメニューを選び、ちょいと奥目のあまり目立たない席に適当に座る。チケットを渡してメニューが出てくるのを待つ。
店員さんは2人いて、ひとりは慣れていない手つきで料理の作り方を教わっていた。本当に慣れない手つきだったので些か不安になったりもしたけれど、色々な指示を出されるごとに威勢よく「はい!」と返事をし一生懸命に取り組んでいた。何をすべきか分からないけれど、一生懸命に取り組む様子に少し共感を覚えた。
やがて僕のメニューが運ばれて来ると同時に、別々のスーツの男性2人が店に入ってきた。僕の2つ右隣にひとり、さらに3つ隣にもうひとりが座った。食事をとりながらカウンターの向こうを見ると、同じように作り方を教わりながら料理をしていた。指示内容は非常に細かい。ご飯は冷めるから、出す直前に用意する。ドレッシングは一つ使ったら補充しておく。カレーはお皿が軽いからご飯を多めに等々。。。。
彼は一生懸命指示を受けながら料理をしていたが、慣れない為に時間がかかっていた。はじめは誰でも時間がかかる。そのまどろっこしさが気に入らなかったのか右隣のスーツの男性が「ちょっと、見習いに作らしてないで早くもってきてよ」と言う。いや、確かに見た感じ彼は容量の悪そうな感じもしたけれども。僕は彼に親近感を覚えたのかもしれない。そうでないのかもしれない。ただなんとなく咳払いをした。スーツの男性がこちらを見た。僕はもう一度咳払いをした。ただそれだけのことだった。まあ嘘なんだけど。
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3 コメント:
おい!
どこまでほんとだよw
おお!
最後まで読んでくれてありがとうw
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