2011年7月2日土曜日

原宿ウェブ研究所 第五回

原宿ウェブ研究所の第五回の講義。
http://www.hwl.jp/

今回は今後一ヶ月でそれぞれが製作するサービスの企画発表。同期メンバーの発表を聞いて反省するところが沢山あった。「好きなことを突き詰めたら面白いことに繋がるはずだ」という単純な動機を忘れていた気がする。世界を変えるサービスはそんなところから登場するはずだ。アイディアとは世界に自分の存在意義を問うことだ。

先日の4Games.netにこんな記事があった。

川上氏:
鈴木さんは,今の現代……もしくはちょっと前の時代もそうですが,ナウシカとかラピュタみたいな作品を作って,何百億円もの収益をあげるのは無理だと言うんですよね。それは,もうジブリでも無理なんだと。なぜかと聞くと,「時代が求めてないからだ」と言うんです。

4Gamer:

じゃあ,その「時代が求めてる求めてない」というのは,どこで判断というか,嗅ぎ分けるものなんだろう。

川上氏:

そこは「感覚」としか言えないんだと思います。僕も不思議に思って,鈴木さんに「じゃあ,時代に合わせて作品を作っているんですか?」って聞いたら,鈴 木さんの答えは「どんな作品であれ,時代は反映する。何を作ったとしても,それはその時代の雰囲気を反映せざるをえない」というものでした。

http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20110628048/


この時代ということばは世界と言い換えてもいいかも知れない。とりあえずまだ色々と咀嚼できてないことも多いがそんなことを考えるきっかけとなった。

また原宿ウェブ研究所は原永さんの技術を学ぶ場所だという理解をしていることが多い様に思えるが、実は講師陣には起業家やかの有名な本の編集者がいる。その論理的に説明する方法や、サービス名をどうやって作るのかという発想法も勉強になった。
http://www.hwl.jp/company/ 

こうしたことを含めて異なるバックボーンの人たちと真剣に議論する場所というのは貴重だと感じている。 あとサービス設計の思考方法のフレームワークを教えてもらったのでちょっと実践してみたいと思う。

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